豪快なドイツワインとの出会い
- フランスに続くワインの国というと、私はどうしてもドイツを思い浮かべてしまいます。昔、ドイツに住んでいたからというだけではなく、やはり美味しいワインが多いですし、瓶の美しさも印象に残ります。
日本では、ワインと言えば小さなワイングラスに品良く注がれたワインをちびちび飲む、的なイメージがありましたが、ドイツに行ってびっくり。かなり大きいワイングラスに、溢れんばかりになみなみと注がれていて、それを水の如くがぶがぶ飲みます(笑)値段的にも、水とそう変わらないくらいのものだったので、レストランに行くと、必ずと言って良いほどワインを水代わりに頼んでいました。
ドイツにワインをもたらしたのはローマ人だと言われています。気候的には日照時間が短いドイツは、ぶどう栽培に有利とは言えないのかも知れませんが、ドイツの人々の努力のたまものなのでしょう。モーゼル川沿いに広がるブドウ畑で栽培されたブドウで、美味しくて美しいモーゼルワインが生産されています。
ドイツで巡り合った最高のワイン
- 私がドイツに住んでいたころ、住まいの近くにイタリア料理のお店がありました。ドイツ好きな私としては認めたくない事実なのですが(笑)実は、この店でいつも注文していたイタリアワインが、今まで私が飲んできたワインの中で最高に美味しいワインでした。値段は決して高くはありません。しかし本当に美味しかったのです。
日本に帰ってきて、同じ銘柄のものを飲んだのですが、それはそれほど美味しいと思えなかった。それきり、今となってはワインの名前すらもう、記憶にありません。とても残念です。
あのイタリア料理のお店で、あのワインと大きなサラダを頼むのが常でした。サラダにはオリーブオイルとビネガーをひたひたになるくらいかけて、それにパンを浸して食べるのが好きでした。今から思えば、とてもヘルシーな食事をしていたのでしょうか?(笑)あの頃の食事が、妙に懐かしくなって時々家でも再現してみるのですが、ワインもサラダもビネガーも、あちらで食べたときの美味しさには及ばない気がします。
近年注目されいてるチリワイン
- 意外と美味しくて良いワインがあるのが、チリ。チリのワインなんて、素人の私は殆ど知らなかったのですが、私の好きな人が好むワインリストの中に、チリのワインがありました。
あの五大シャトーの一つ、シャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ド・ロスシルド社も、チリに畑を持っていて、ここで美味しいワインを生産しています。有名なのが、エスクード・ロホ。五大シャトーのワイン(あくまでもチリであって、フランスのシャトーではありませんが)が、低価格で飲むことの出来る、願ってもない一品でもあります。
チリには、フランスやスペインなど、ヨーロッパの醸造家が進出していますから、美味しいワインを作る技術があるわけなんですね。風土や気候としては、昼と夜の寒暖差が激しいので、ブドウの栽培に適していると言えます。そして技術があるわけですから、本場フランス並みの美味しいワインを作ることが可能なのですね。意外と穴場のワイン生産地と言えるのではないでしょうか。